“きゅうかつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
久濶66.0%
久闊31.9%
久𤄃2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白髪の、いかにも世話ずきらしい気の好さそうな顔をしているが、なにか心配ごとがあると見え、久濶きゅうかつの挨拶も、とかく沈みがちである。
顎十郎捕物帳:15 日高川 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
これは私があの新橋しんばし停車場でわざわざ迎えに出た彼と久闊きゅうかつの手を握り合った時、すでに私には気がついていた事でした。
開化の良人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
予は座について一通り久𤄃きゅうかつの挨拶をするつもりで居たのだけれど、岡村は遂に其機会を与えない。予も少しくぼんやりして居ると
浜菊 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)