“きゆうかつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
久濶50.0%
久渇16.7%
休活16.7%
裘葛16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
久濶きゆうかつを叙しをはると、山谷は待ちかねたもののやうに
木犀の香 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)
貫一が久渇きゆうかつの心は激くうごかされぬ。彼は声さへやや震ひて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
本篇ほんぺんおいては全部ぜんぶこれを活火山かつかざんづけて必要ひつようのあつた場合ばあひ休活きゆうかつ區別くべつをなすことにする。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
待ツノ止ム可カラザルニ至レリ居ルコト年余偶々たまたまぼうヲ理科大学助手ニ承ケ植物学ノ教室ニ仕フ裘葛きゆうかつフル此ニ四回時ニ同学新ニ大日本植物誌編纂ノ大業ヲ起コシ海内幾千ノ草木ヲ曲尽シ詳説しょうせつけいトシ精図ヲトシ以テ遂ニ其大成ヲ期シまことニ此学必須ひっすノ偉宝ト為サント欲ス余幸ニ其空前ノ成挙ニ与リ其編纂ノ重任ヲかたじけのフスルヲ