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緯
ふりがな文庫
“緯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
い
24.0%
よこいと
20.0%
よこ
20.0%
ぬき
12.0%
ヌキ
12.0%
ウイ
4.0%
いと
4.0%
ゐ
4.0%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
い
(逆引き)
和漢古典のあらゆる文辞は『鶉衣』を
織成
(
おりな
)
す
緯
(
い
)
となり
元禄
(
げんろく
)
以後の俗体はその
経
(
けい
)
をなしこれを
彩
(
いろど
)
るに也有一家の
文藻
(
ぶんそう
)
と独自の奇才とを以てす。
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
緯(い)の例文をもっと
(6作品)
見る
よこいと
(逆引き)
それを
経
(
たていと
)
とするならば、春夏秋冬の絶えざる変化を
緯
(
よこいと
)
として、ここに
錦繍
(
きんしゅう
)
の楽土が織り出されているのであります。
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
緯(よこいと)の例文をもっと
(5作品)
見る
よこ
(逆引き)
不用の布を
裂
(
さ
)
いて
緯
(
よこ
)
に織り込むものでありますが、これも色と模様とさえよかったら、見違えるほどの効果を示すでありましょう。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
緯(よこ)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
ぬき
(逆引き)
これら
凡百
(
ぼんびやく
)
の話題を
緯
(
ぬき
)
にして、
話好
(
はなしずき
)
の伯母さんは自身四十九年間の一切の記憶の絲を
經
(
たて
)
に入れる。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
緯(ぬき)の例文をもっと
(3作品)
見る
ヌキ
(逆引き)
唯
(
ただ
)
、まる/\の夢語りの国土は、勿論の事であるが、現実の国であつても、空想の
緯
(
ヌキ
)
糸の織り交ぜてある場合には、異国・異郷の名で、喚んでさし支へがないのである。
妣が国へ・常世へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
緯(ヌキ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ウイ
(逆引き)
館駅
(
コアンイチエ
)
街に出た。
緯
(
ウイ
)
一
路
(
ル
)
へ曲る角にきた。山崎の右の手は、前後左右に眼をやったかと思うと、
大褂児
(
タアコアル
)
のポケットに行った。
武装せる市街
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
緯(ウイ)の例文をもっと
(1作品)
見る
いと
(逆引き)
とこっちも
莫連
(
ばくれん
)
のお吉、
嘯
(
うそぶ
)
くように鼻でいい、
蜘蛛
(
くも
)
の
緯
(
いと
)
に煤が紐のようにたかり、無数に垂れている天井へ、濃化粧の白い顔を向けた。
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
緯(いと)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゐ
(逆引き)
先生作る所の小説戯曲随筆等、長短
錯落
(
さくらく
)
として五百余編。
経
(
けい
)
には江戸三百年の風流を
呑却
(
どんきやく
)
して、万変自ら寸心に溢れ、
緯
(
ゐ
)
には海東六十州の人情を曲尽して、一息忽ち千載に通ず。
「鏡花全集」目録開口
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
緯(ゐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
緯
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
“緯”を含む語句
経緯
經緯
北緯
緯度
不恤緯
緯糸
経緯儀
南緯
緯棒
高緯度
練緯酒
緯縞
緯木
緯日
経緯計
経緯機
植物線緯
孟緯
北緯五十度三十分
北緯三十六度
“緯”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
エマ・ゴールドマン
根岸正吉
アリギエリ・ダンテ
牧野富太郎
柳宗悦
高浜虚子
蒲原有明
黒島伝治
石川啄木