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蘭奢待
ふりがな文庫
“蘭奢待”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
らんじゃたい
85.7%
らんじやたい
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんじゃたい
(逆引き)
麝香
(
じゃこう
)
でも
肉桂
(
にっけい
)
でも
伽羅
(
きゃら
)
でも
蘭奢待
(
らんじゃたい
)
でもない。いやそんなものよりもっとよい、えも言われぬ香りでした。
天狗の鼻
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
蘭奢待
(
らんじゃたい
)
を賜わるべく、勅許を仰いだのも、一個の身に、名香の
薫
(
かお
)
りを持ちたいだけの小慾ではなかった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蘭奢待(らんじゃたい)の例文をもっと
(6作品)
見る
らんじやたい
(逆引き)
この大内山こそ、名高い奈良東大寺正倉院の
蘭奢待
(
らんじやたい
)
と同じ香木なのである。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
蘭奢待(らんじやたい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“蘭奢待”の解説
蘭奢待/蘭麝待(らんじゃたい)は、正倉院に収蔵されている香木。天下第一の名香と謳われる。
正倉院宝物目録での名は黄熟香(おうじゅくこう)で、「蘭奢待」という名は、その文字の中に"東・大・寺"の名を隠した雅称である。
その香は「古めきしずか」と言われる。全浅香(紅沈香)と並び、権力者にとって重宝された。宝物番号は中倉135。
(出典:Wikipedia)
蘭
漢検準1級
部首:⾋
19画
奢
漢検1級
部首:⼤
12画
待
常用漢字
小3
部首:⼻
9画
“蘭奢”で始まる語句
蘭奢
検索の候補
蘭奢
蘭麝待
“蘭奢待”のふりがなが多い著者
薄田泣菫
泉鏡花
吉川英治
夢野久作
豊島与志雄
野村胡堂