“花枝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かし50.0%
はなえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……かれらは汀に近い樹蔭こかげ毛氈もうせんを敷いて、花枝かしさかずきにうつしながら小酒宴をたのしんだ。
日本婦道記:墨丸 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
ところがこの男の方がまだ小さかったので、上の花枝はなえという娘に婿むこをとって後嗣あとつぎとした。そしてその婿がまた大叔父にも劣らぬしまり屋で、家はますます繁昌はんじょうして行くばかりであった。