“はなえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
花会33.3%
花枝33.3%
花江33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熱田の花のとうなどは、書物に由っては「花の堂」とも「花のとう」ともさまざまの字を当てているが、これを諏訪の花会はなえの古式に比べて見れば「花のとう」と書くことの正しいのが分る。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ところがこの男の方がまだ小さかったので、上の花枝はなえという娘に婿むこをとって後嗣あとつぎとした。そしてその婿がまた大叔父にも劣らぬしまり屋で、家はますます繁昌はんじょうして行くばかりであった。
「でも、あの人の本当の性質はあんなじゃあなくってよ。みんな花江はなえの指金だわ」
宝石の序曲 (新字新仮名) / 松本泰(著)