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假死
ふりがな文庫
“假死”の読み方と例文
新字:
仮死
読み方
割合
かし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かし
(逆引き)
蛇
(
へび
)
や
蛙
(
かへる
)
や
其
(
そ
)
の
他
(
た
)
の
蟲類
(
むしるゐ
)
が
假死
(
かし
)
の
状態
(
じやうたい
)
に
在
(
あ
)
る
間
(
あひだ
)
に
彼等
(
かれら
)
は
目前
(
もくぜん
)
に
逼
(
せま
)
つて
居
(
を
)
る
未來
(
みらい
)
の
苦
(
くる
)
しみを
招
(
まね
)
く
爲
(
ため
)
に、
過去
(
くわこ
)
の
苦
(
くる
)
しかつた
記念
(
きねん
)
である
其
(
そ
)
の
缺乏
(
けつばふ
)
した
米
(
こめ
)
や
麥
(
むぎ
)
を
日
(
ひ
)
毎
(
ごと
)
に
消耗
(
せうまう
)
して
行
(
ゆ
)
くのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
遠い昔、私を
假死
(
かし
)
の状態に陷らせたあの光は、この夢の中に再び現はれて、する/\と壁をのぼり、薄暗がりの天井の中程に搖めきながら、留つてゐるやうだつた。私は頭を上げて見た。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
蛙
(
かへる
)
は
假死
(
かし
)
の
状態
(
じやうたい
)
から
離
(
はな
)
れて
軟
(
やはら
)
かな
草
(
くさ
)
の
上
(
うへ
)
に
手
(
て
)
を
突
(
つ
)
いては、
驚
(
おどろ
)
いたやうな
容子
(
ようす
)
をして
空
(
そら
)
を
仰
(
あふ
)
いで
見
(
み
)
る。さうして
彼等
(
かれら
)
は
慌
(
あわ
)
てたやうに
聲
(
こゑ
)
を
放
(
はな
)
つて
其
(
その
)
長
(
なが
)
い
睡眠
(
すゐみん
)
から
復活
(
ふくくわつ
)
したことを
空
(
そら
)
に
向
(
むか
)
つて
告
(
つ
)
げる。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
假死(かし)の例文をもっと
(2作品)
見る
假
部首:⼈
11画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“假”で始まる語句
假
假令
假初
假面
假名
假借
假聲
假寢
假病
假牢
“假死”のふりがなが多い著者
シャーロット・ブロンテ
長塚節