“葯”の読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
やく | 100.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは甘い液体で、花冠の底から滲み出して小さな翅のある虫共を誘ひ、それで柱頭の上の葯をゆするやうになつてゐる。此の花蜜が、蜂に入り用なものなのだ。
“葯”の意味
《名詞》
(ヤク)被子植物のおしべの先についている花粉の詰まった袋。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“葯(雄蕊)”の解説
雄蕊(雄蘂、雄ずい [ゆうずい]、雄しべ [おしべ]; en: stamen)は、被子植物の花において花粉を形成する構造であり、ふつう花被(萼や花冠)の内側、雌蕊(雌しべ)の外側に存在する。雄蕊はふつう花粉を形成する葯(やく; anther)と、これを支える花糸(かし; filament)からなる(下図1)。ふつう葯は2個の半葯からなり、それぞれの半葯は2個の花粉嚢(小胞子嚢、葯室)を含む。花粉嚢内で形成された花粉は(別の花または同じ花の)雌蕊の柱頭に付着し(受粉)、花粉は花粉管を伸ばして雌蕊内の胚珠に精細胞を送り込み、胚珠内の卵細胞と受精する。1個の花の雄蕊は、まとめて、雄蕊群(雄ずい群、雄しべ群; androecium, pl. androecia)とよばれる。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)