“冊封使”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さくほうし50.0%
さっぽうし25.0%
サツポウシ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついで清朝の冊封使さくほうしら、争うてこれを認め且つ伝えた故に、羽翼すでに成り、ついに動かすべからざる定説となってしまったのである。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
明の嘉靖七年(今から三百八十六年前)尚清しょうせい王(尚真王の子)の時、琉球に使した冊封使さっぽうし陳侃ちんかんという人が書いたのであるが、沖縄の民族的宗教全盛代の有様を写すことがこのように詳細であります。
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
明治以前、今の尚侯爵の先祖が琉球国王であつた当時、その代替り毎に、支那がそれを認める冊封使サツポウシといふものをよこした。
組踊りの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)