冊封使さくほうし)” の例文
ついで清朝の冊封使さくほうしら、争うてこれを認め且つ伝えた故に、羽翼すでに成り、ついに動かすべからざる定説となってしまったのである。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
武寧ぶねいの時に始めて天使館を那覇に立てて冊封使さくほうし時中を迎えたことなどを見ると、那覇の村落が五、六百年前からあったということはあきらかである。
浦添考 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)