“簿冊”の読み方と例文
読み方割合
ぼさつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて官事のいとまあるごとに、かねておおやけの許しをば得たりければ、ところの大学に入りて政治学を修めんと、名を簿冊ぼさつさせつ。
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
……爺の左近は正成が見終った沢山な簿冊ぼさつを両手にかかえてひとまずそこをさがってきた。そして納戸なんどへむかって主屋おもやの大廊下をまがりかけると
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さて官事のいとまあるごとに、かねておほやけの許をば得たりければ、ところの大学に入りて政治学を修めむと、名を簿冊ぼさつに記させつ。
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)