“ぼさつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ボサツ
語句割合
菩薩92.6%
簿冊4.9%
𦬇2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなり高い教養を積んだことも事実らしく、「歌舞の菩薩ぼさつ」という形容詞が、必ずしも出鱈目とは言えないものがあったのでしょう。
……爺の左近は正成が見終った沢山な簿冊ぼさつを両手にかかえてひとまずそこをさがってきた。そして納戸なんどへむかって主屋おもやの大廊下をまがりかけると
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
外面女𦬇げめんによぼさつ内心ないしん如夜叉によやしやのいましめもあれば、𦬇ぼさつはなにとやおもひ玉ふらんともつたいなし。すで下晡なゝつさがりなればおの/\あしをすゝめて小千谷をぢやへかへりき。