“簿書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうめん50.0%
ぼしょ25.0%
ぼしよ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南と女を結婚させてもいいと思っている大家の主人は、自分の室で簿書ちょうめんを開けて計算をしていたが、ものの気配がするので顔をあげた。
竇氏 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
わたくしは職務上、つねに丞相の簿書ぼしょ(日誌)を見るたびに考えさせられております。およそ人間の精力にも限度があり、家を治めるにも上下の勤めとぶんがあります。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これまでは簿書ぼしよ堆裏たいりに没頭してゐたり、平凡な世間の娯楽に時間を費したりしてゐたので、それが出来なかつたのだ。古い議論はこと/″\く反駁して遣る。反証を挙げて遣る。