トップ
>
肥後守
ふりがな文庫
“肥後守”の読み方と例文
読み方
割合
ひごのかみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひごのかみ
(逆引き)
嫡子
(
ちゃくし
)
六丸は六年前に元服して将軍家から
光
(
みつ
)
の字を賜わり、
光貞
(
みつさだ
)
と名のって、従四位下
侍従
(
じじゅう
)
兼
肥後守
(
ひごのかみ
)
にせられている。今年十七歳である。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
兵さんは低く
呻
(
うな
)
ると、サッと右手を前へ突きだした。次郎はワッと言って尻餅をついた。兵さんの手には、三四寸の
肥後守
(
ひごのかみ
)
の
小刀
(
ナイフ
)
が握られてあった。
あまり者
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
言ひ伝へによると、侘助椿は加藤
肥後守
(
ひごのかみ
)
が朝鮮から持ち帰つて、大阪城内に移し植ゑたものださうだ。
侘助椿
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
肥後守(ひごのかみ)の例文をもっと
(7作品)
見る
“肥後守”の解説
肥後守(ひごのかみ)は、日本で太平洋戦争前から使われている簡易折りたたみ式刃物(ナイフ)。
登録商標であり特定の製品の名称であるが、同形状のナイフの総称として呼称されることが多い(後述)。
明治中期に兵庫県の実業家の重松太三郎が鹿児島から持ち帰ったナイフを元に考案したとされ、「肥後守」の名は取引先の多くが九州南部(主に熊本)だったことから命名された。
(出典:Wikipedia)
肥
常用漢字
小5
部首:⾁
8画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“肥後守”で始まる語句
肥後守殿光尚
検索の候補
岩瀬肥後守
肥後守殿光尚
加藤肥後守清正
肥後
豊後守
備後守
肥後国
丹後守
岩瀬肥後
阿部豊後守
“肥後守”のふりがなが多い著者
徳永直
甲賀三郎
佐々木邦
佐々木味津三
島崎藤村
薄田泣菫
森鴎外