“光貞”の読み方と例文
読み方割合
みつさだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嫡子ちゃくし六丸は六年前に元服して将軍家からみつの字を賜わり、光貞みつさだと名のって、従四位下侍従じじゅう肥後守ひごのかみにせられている。今年十七歳である。
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
見て大いにおどろき其方は狂氣きやうきせしか父に向ひて無禮ぶれい振舞ふるまひ何と心得居るやと申ければ徳太郎君おほせけるはいかにかくすとも予は太守光貞みつさだの子なり然れば其方は家來けらいなるぞ以後はさやう心得こゝろえよと仰ありて是迄これまでは將監を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)