トップ
>
わきみ
ふりがな文庫
“わきみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ワキミ
語句
割合
傍見
67.4%
他見
9.3%
傍視
9.3%
側見
4.7%
脇見
4.7%
側視
2.3%
傍観
2.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
傍見
(逆引き)
「下座は一人休んで、半助とお百という夫婦が忙しく働いている。綱渡りが始まると、女房の三味線に亭主の
鉦
(
かね
)
で
傍見
(
わきみ
)
もできない」
銭形平次捕物控:118 吹矢の紅
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
わきみ(傍見)の例文をもっと
(29作品)
見る
他見
(逆引き)
跟
(
つ
)
けて行くと、——あの番頭はまた恐ろしく几帳面な野郎で、
他見
(
わきみ
)
もしなきゃア、後ろも振り向かねえ、往来の真ん中を一文字に歩くんだ。——子供にだって後を跟けられる
銭形平次捕物控:038 一枚の文銭
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
わきみ(他見)の例文をもっと
(4作品)
見る
傍視
(逆引き)
長い長い山路で陽が入りかけたので飛脚は
傍視
(
わきみ
)
もしなかった。それでも野根村の人家へ往き着くには、どうしても夜になるぞと彼は思っていた。
鍛冶の母
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
わきみ(傍視)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
側見
(逆引き)
その伴 おや、
側見
(
わきみ
)
をしてゐる内に、
何時
(
いつ
)
か餌をとられてしまつた。
往生絵巻
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
わきみ(側見)の例文をもっと
(2作品)
見る
脇見
(逆引き)
地
(
ち
)
の
上
(
うえ
)
に、
赤
(
あか
)
いところや、
白
(
しろ
)
いところの
見
(
み
)
えるのは、
花
(
はな
)
が
咲
(
さ
)
いているのだと
思
(
おも
)
われました。そのうちに、
下
(
した
)
の
道
(
みち
)
を
白
(
しろ
)
い
衣服
(
いふく
)
をまとった
人々
(
ひとびと
)
が、
脇見
(
わきみ
)
もせずに
歩
(
ある
)
いていくのが
見
(
み
)
えました。
町の天使
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
わきみ(脇見)の例文をもっと
(2作品)
見る
側視
(逆引き)
あ、
痛
(
い
)
たッ、何でい、わーい、という声が
譟然
(
がやがや
)
と入違って、友達は皆道草を喰っている中を、私一人は
駈脱
(
かけぬ
)
けるようにして
側視
(
わきみ
)
もせずに
切々
(
せっせ
)
と帰って来る。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
わきみ(側視)の例文をもっと
(1作品)
見る
傍観
(逆引き)
今日の晴雨を
詳
(
つまびらか
)
に考ふるなるべしと思へば、
天
(
そら
)
のさま悪しゝ、舟出し難しなど云はれんには如何せんと、
傍観
(
わきみ
)
する身の今さら胸轟かる。
鼠頭魚釣り
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
わきみ(傍観)の例文をもっと
(1作品)
見る
“わきみ”の意味
《名詞》
本来見る方向ではない方向を見ること。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
よそみ
わきめ
たけん
ばうくわん
ぼうかん
ワキミ