“来着”の読み方と例文
読み方割合
らいちゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう、来着らいちゃくいたしたであろうから、さしつかえなくば、ここへ呼び入れるが……
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
良人おっとがいよいよ来着らいちゃくしたのは、それからしばしのあとで、わたくし不図ふと側見わきみをした瞬間しゅんかんに、五十あまりとゆる一人ひとり神様かみさま附添つきそわれて、忽然こつぜんとしてわたくしのすぐ前面まえに、ありし姿すがたあらわしたのでした。