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多度
ふりがな文庫
“多度”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たんと
60.0%
たど
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんと
(逆引き)
何でもこの位の眼鏡は西洋にも
多度
(
たんと
)
御座いませんさうで、
招魂社
(
しようこんしや
)
のお祭の時などは、
狼煙
(
のろし
)
の人形が
能
(
よ
)
く見えるのでございます。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「私も花をあんなものにくれておくのは惜しいでやすよ。
多度
(
たんと
)
でもないけれど、商売の資本まで卸してやったからね」
躯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
多度(たんと)の例文をもっと
(3作品)
見る
たど
(逆引き)
水銀
(
みずかね
)
を商ふ旅人 五位殿だか何だか知らないが、あの人が急に弓矢を捨てて、出家してしまつたものだから、
多度
(
たど
)
では大変な騒ぎだつたよ。
往生絵巻
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
中仙道は
鵜沼
(
うぬま
)
駅を麓とした
翠巒
(
すいらん
)
の層に続いて西へと
連
(
つらな
)
るのは
多度
(
たど
)
の山脈である。
鈴鹿
(
すずか
)
は
幽
(
かす
)
かに、
伊吹
(
いぶき
)
は未だに吹きあげる風雲の
猪
(
いのしし
)
色にその
嶺
(
いただき
)
を吹き乱されている。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
多度(たど)の例文をもっと
(2作品)
見る
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“多度”で始まる語句
多度津
多度上
多度山
多度村
多度津湊
検索の候補
多度津
仲多度
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“多度”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
徳田秋声
泉鏡太郎
北原白秋
泉鏡花
芥川竜之介