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たど
ふりがな文庫
“たど”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
タド
語句
割合
辿
99.7%
多度
0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
辿
(逆引き)
お勢は引返しましたが、間もなく出て来ると、平次と肩を並べて、月のない街を、横網の方へ——妙にそわそわしながら
辿
(
たど
)
りました。
銭形平次捕物控:018 富籤政談
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
鳥の前生譚だけは前にも列挙したように、少しも道徳味のないものが幾らもあって、民話は久しい間別の経路を
辿
(
たど
)
っていたのである。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
たど(辿)の例文をもっと
(50作品+)
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多度
(逆引き)
水銀
(
みずかね
)
を商ふ旅人 五位殿だか何だか知らないが、あの人が急に弓矢を捨てて、出家してしまつたものだから、
多度
(
たど
)
では大変な騒ぎだつたよ。
往生絵巻
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
中仙道は
鵜沼
(
うぬま
)
駅を麓とした
翠巒
(
すいらん
)
の層に続いて西へと
連
(
つらな
)
るのは
多度
(
たど
)
の山脈である。
鈴鹿
(
すずか
)
は
幽
(
かす
)
かに、
伊吹
(
いぶき
)
は未だに吹きあげる風雲の
猪
(
いのしし
)
色にその
嶺
(
いただき
)
を吹き乱されている。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
鋳物師
(
いものし
)
おや、あれは
多度
(
たど
)
の五位殿ぢやないか?
往生絵巻
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
たど(多度)の例文をもっと
(2作品)
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