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多度
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たど
ふりがな文庫
“
多度
(
たど
)” の例文
水銀
(
みずかね
)
を商ふ旅人 五位殿だか何だか知らないが、あの人が急に弓矢を捨てて、出家してしまつたものだから、
多度
(
たど
)
では大変な騒ぎだつたよ。
往生絵巻
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
中仙道は
鵜沼
(
うぬま
)
駅を麓とした
翠巒
(
すいらん
)
の層に続いて西へと
連
(
つらな
)
るのは
多度
(
たど
)
の山脈である。
鈴鹿
(
すずか
)
は
幽
(
かす
)
かに、
伊吹
(
いぶき
)
は未だに吹きあげる風雲の
猪
(
いのしし
)
色にその
嶺
(
いただき
)
を吹き乱されている。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
鋳物師
(
いものし
)
おや、あれは
多度
(
たど
)
の五位殿ぢやないか?
往生絵巻
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“多度”で始まる語句
多度津
多度上
多度山
多度村
多度津湊