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異香
ふりがな文庫
“異香”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いかう
60.0%
いきやう
20.0%
いきよう
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかう
(逆引き)
以前
(
いぜん
)
の
少年
(
せうねん
)
も
手傳
(
てつだ
)
つて、これから
包
(
つゝみ
)
を
解
(
と
)
いて、
人參
(
にんじん
)
を
卓子
(
テエブル
)
一杯
(
いつぱい
)
に
積上
(
つみあ
)
げる。
異香
(
いかう
)
室内
(
しつない
)
に
滿
(
み
)
つ——で、
尊
(
たふと
)
さが
思遣
(
おもひや
)
られる。
人参
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
異香(いかう)の例文をもっと
(3作品)
見る
いきやう
(逆引き)
件の僧は暫したゝずみて訝しげに見送れば、焚きこめし
異香
(
いきやう
)
、吹き
來
(
く
)
る風に時ならぬ春を匂はするに、俄に
忌
(
いま
)
はしげに
顏
(
かほ
)
背
(
そむ
)
けて
小走
(
こばし
)
りに立ち去りぬ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
異香(いきやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
いきよう
(逆引き)
人
若
(
も
)
し彼に咫尺するの栄を得ば、
啻
(
ただ
)
にその目の
類無
(
たぐひな
)
く
楽
(
たのしま
)
さるるのみならで、その鼻までも
菫花
(
ヴァイオレット
)
の多く
齅
(
か
)
ぐべからざる
異香
(
いきよう
)
に
薫
(
くん
)
ぜらるるの
幸
(
さいはひ
)
を受くべきなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
異香(いきよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“異香”の意味
《名詞》
普通と異なって優れた香り。
(出典:Wiktionary)
異
常用漢字
小6
部首:⽥
11画
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
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