“類無”の読み方と例文
読み方割合
たぐひな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人若(も)し彼に咫尺するの栄を得ば、啻(ただ)にその目の類無(たぐひな)く楽(たのしま)さるるのみならで、その鼻までも菫花(ヴァイオレット)の多く齅(か)ぐべからざる異香(いきよう)に薫(くん)ぜらるるの幸(さいはひ)を受くべきなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
ヂュリ (獨語的に)類無(たぐひな)いわが戀(こひ)が、類(たぐひ)ないわが憎怨(にくしみ)から生(うま)れるとは! とも知(し)らで早(はや)う見知(みし)り、然(さ)うと知(し)った時(とき)はもう晩蒔(おそまき)! あさましい因果(いんぐわ)な戀(こひ)、憎(にく)い敵(かたき)をば可愛(かはゆ)いと思(おも)はにゃならぬ。