“類集”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
セリイ50.0%
るいしゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若し夫れ皮肉なるドガアの畫題を搜し出すと云ふ事は既に予の領分外である。それはもつと深い透徹ペネトラシオンを要する。予は君の短篇ノヱル類集セリイに待たねばなるまい。
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
其代り氏の温泉スケツチの類集セリイは見る事が出來た。温泉といふものは官能的にももとより愉快なものだが、更に繪畫の標準に換算しても亦面白いものでなければならぬ。
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
注文の多い料理店はその十二かんのセリーズの中の第一冊だいいっさつでまずその古風こふう童話どうわとしての形式けいしきと地方色とをもって類集るいしゅうしたものであってつぎの九へんからなる。