“類似”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
るいじ54.5%
るゐじ27.3%
あやか9.1%
アナロジー9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いままでまをしました石器せつきは、刃物はものか、それに類似るいじのものでありますが、なほほか刃物以外はものいがいのものもあります。そのなかでも面白おもしろいのは、石棒せきぼうです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
宗助そうすけ東京とうきやう當座たうざは、時々とき/″\これ類似るゐじ質問しつもん御米およねからけて、その都度つどなぐさめるのに大分だいぶほねれたこともあつたが、近來きんらいまつたわすれたやうなにはなくなつたので
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
……何々のおもいが遂げたいよって、貴方あんた二人に類似あやかりたさに、同じ蛇を預った。今少し、身に附けていたいよって、こうしておいておくれやす。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
先生が「電子と割れ目の類似アナロジー」を書かれるにはちゃんと準備がしてあったのである。
先生を囲る話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)