“アナロジー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
類似33.3%
類型33.3%
類推33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先生が「電子と割れ目の類似アナロジー」を書かれるにはちゃんと準備がしてあったのである。
先生を囲る話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
それにもかかわらず笑いの現象を生理的また心理的に考える時にこの力学の類型アナロジーが非常に力強い暗示をもって私の想像に訴えて来る。
笑い (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ことに文学者たる自分の立場から見て、教授が何事によらず具体的の事実を土台として、類推アナロジーで哲学の領分に切り込んで行く所を面白く読み了った。余はあながちに弁証法ダイアレクチックきらうものではない。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)