この話は大正十二年の暮から昭和三年の春までの四年あまりにわたって、私が先生の下で学生または助手として働いている間に、実験室や御宅の応接間で折にふれて先生から聞いた話を思出すごとに書き留めておいたものを整理したものである。書きかけて見ると何だ …
著者 | 中谷宇吉郎 |
ジャンル | 歴史 > 伝記 > 個人伝記 |
初出 | 一~四「寺田寅彦全集 第六巻 寅彦研究第三号」岩波書店、1936(昭和11)年11月27日
五~九「寺田寅彦全集 第九巻 寅彦研究第四号」岩波書店、1937( |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約1時間5分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約1時間48分(300文字/分) |