“絡繰”の読み方と例文
読み方割合
からくり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
電話や手紙のり取りなどもしている様子は見えないけれども、何分妙子は一日の大部分を外で暮しているのであるから、何処でどう云う風な絡繰をしていないものでもない。
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
しかしそれは今の普通の探偵小説ではきっと先生には絡繰があまり見え透くのでつまらないといわれるのだろうと思われる。五、六年前に札幌へこられた時にこんなことがあった。
先生を囲る話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
召使の主だったもの二人ばかりを手伝わせて、階上階下地下と、草の根分けるような捜索を続けること二時間ばかり、今更ながら舌を巻いたのは、この伯爵の用意周到な絡繰であった。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)