“機構”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
メカニズム50.0%
からくり30.0%
しかけ10.0%
しくみ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「けれども、君の云う、機構メカニズムの一部だけは、判ったじゃないか」と検事が云うと、法水は鳥渡凄味のある微笑を泛べた。
後光殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
一方、機関助手の土屋良平は、そんな事も知らずに給水作業に取掛る。そして、あの恐ろしい機構からくりに引掛って路面の上へ俯伏うつぶせにぶっ倒れる。
気狂い機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
津村は人間最高の智力と、意力によって計画された「完全な犯罪」の機構しかけの中からフラフラと洩れ出した無力な人形ではなかったろうか……何時、何処へ行って、ドンナ事を始めるかわからない……。
然し彼は今までの長い工場生活の経験と、この頃のようやく分りかけてきたその色々な機構しくみのうちに、自分の位置を知ることが出来るように思った。——
工場細胞 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)