“メカニズム”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
機構55.6%
機巧33.3%
機械11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれどもたゞ事実を観察するだけではなくて、その事実の機構メカニズムを示すために、さま/″\な現象を起して見る。そしてこの現象を吟味するのである。
われわれが自然を系統化するために用いきたった思考形式の機巧メカニズムの中に最初から与えられたものの必然的な表象を近ごろになっておいおい認識しつつあるのではないかという気がするのである。
ルクレチウスと科学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
それがだんだんからだじゅうを彷徨ほうこうし始めるのである、言わばかろうじて平衡を保っている不安定な機械メカニズムのどこかに少しのよけいな重量でもかかると
笑い (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)