“きかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キカイ
語句割合
機械28.1%
機会18.5%
奇怪17.8%
器械16.3%
鬼界7.4%
喜界3.0%
機會3.0%
詭怪1.5%
危怪0.7%
喜海0.7%
(他:4)3.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
英吉利イギリス海岸かいがんけば何所どこにでも、うみなかおよいでる澤山たくさん機械きかいられる
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
機械きかいれる戸棚とだな二個ふたつ備付そなえつけたばかりで、代診だいしんも、会計かいけいも、洗濯婦せんたくおんな
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
そこの電信柱でんしんばしらしたにも、なが機械きかいのねているように、おおきな鉄管てっかんころがっていたのです。
石段に鉄管 (新字新仮名) / 小川未明(著)
機会きかいがありましたら、だれかの臨終りんじゅう実況じっきょうしらべに出掛でかてもよろしうございます。
それどころか、いままでに、まだふれる機会きかいのなかった、しん人間にんげんのとうとさというものをることができたのです。
ひすいの玉 (新字新仮名) / 小川未明(著)
こんどこそ、ニールスはまたとない機会きかいだと思って、クッラベルイにいっしょにつれていってくれなければこまる、と、アッカに言おうとしたのでした。
歩きながら、どうして世の中にこんな奇怪きかいなことがあるのか、またどうしてそれが自分のからだをおそったのであろうかと、いろいろ考えつづけた。
透明猫 (新字新仮名) / 海野十三(著)
霧は音もなく其上を流れて、まぼろしに似た奇怪きかいなものの姿が大きく、また小さく、あらわれたり隠れたりしているのが眼を惹く。
鹿の印象 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
で世人一般に分らない字を知るのをもって教育の最後の目的として居るのですから、実に奇怪きかいなる教育の目的と言わんければならんです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
器械きかいや、道具だうぐなどはなにもなく外科用げくわよう刄物はものが二つあるけで體温器たいをんきすらいのである。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
ギン/\とかすかにきこえて判然はつきりわからぬやうだが、うかう耳へあてずに器械きかいをギユーとねぢると
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
そして、こんないいおとのする器械きかいは、だれが発明はつめいして、どこのくにから、はじめてきたのだろうかとかんがえました。
赤い船 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いちばんの重罪は、文観僧正で、これは、平家のむかし俊寛しゅんかんがやられた鬼界きかいヶ島しま——つまり硫黄島いおうとう流しときまった。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「こりゃああぶないぜ、吉植君、これから上陸する時には、よほど気をつけないと、それこそ鬼界きかいしま俊寛しゅんかんものだよ。」
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
「そう云ううわさを立てたものは、お前と同じ都人じゃ。鬼界きかいしまの土人と云えば、鬼のように思う都人じゃ。して見ればこれも当てにはならぬ。」
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
もっと驚く変化は、奄美大島あまみおおしま古仁屋こにやでダマクラ、名瀬なぜでカマクラ、それからもう一つ変って隣の永良部えらぶ島ではハマクラ、喜界きかい島ではマンカとまでなっている。
ユンドゥリヤ、イロドゥラア等 喜界きかい
一つの例を挙げるならばさる生肝いきぎも、もしくは海月くらげに骨のないわけなどと我々が呼んでいる昔話、是がまたニルヤの出来事として、少なくとも大島・喜界きかいの二島には行われ、それ以南の島々にも、かつて有ったらしい形跡は存する。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
これは文化ぶんかすゝんだくにとしては地震ぢしん見舞みまはれる機會きかいおほいからにもよるのであるが
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
すなは地震ぢしんおこるだけの準備じゆんび出來できてゐるとき、それを活動かつどうてんぜしめる機會きかいあたへるところの誘因ゆういんである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
かくてこれ展望てんぼうをほしいまゝにしたわが郵船ゆうせんはナポリこう到着とうちやくし、ヴェスヴィオを十分じゆうぶん見學けんがく機會きかいとらへられるのである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
れ幽明の異趣、すなわ詭怪きかいの多端、之に遇えば人に利あらず、之に遭えば物に害あり。
牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
れ幽明の異趣、すなわ詭怪きかい多端たたんこれえば人に利あらず。
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
僕らは危怪きかいな蛸の単調を破るべく、鶏魚いさきすずき黒鯛くろだいの変化を喜こんでまた岸にのぼった。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
馬上の僧形の人物は極めて沈著な声で、うしろを振り向いて、「これ、喜海きかい、仕度は好いかな。さあ、一仕事はじめよう。わしもな、きょうは気分がいつになくすぐれているのじゃ。こういう時に仕事をすれば、きっとうまくゆこう。」
但馬たじま出石いずし村の生れで十歳で沙弥しゃみになり、十四歳で臨済りんざいの勝福寺に入って、希先きせん和尚に帰戒きかいをさずけられ、山城の大徳寺からきた碩学せきがくについて、京都や奈良に遊び、妙心寺の愚堂和尚とか泉南の一凍禅師いっとうぜんじとかに教えをうけて、ずいぶん勉強したんですって」
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
したがつて、今度のじつ力主の名人せい度は、たとへいく分えげつないかんじはあつても、たしかに棋界きかいしん歩といふべきであらう。
ただ問題もんだい棋界きかい功勞こうろうがあり、而もおとろへた老棋士ろうきしろう後の生くわつたいして同時に何等かの考慮こうりよはらはるべきである事をぼくは切言したい。
支那には人が鼠の穴を掘って鼠を取り食い、また鼠の貯えを盗み食うた例多く、『法苑珠林』九一に、『薩婆多論』に一切鳥獣の残食を盗めば小罪を得とあるを註して、今時世智辛せちがらくなり、多く俗人あり、鼠穴を毀壊きかいしてその貯えた粟、胡桃くるみ、雑果子等を盗むはこの犯罪に準ずと記す。
このミシガン湖を渡って、よく加奈陀カナダの方から、寒い気塊きかいが襲来してくる。
ウィネッカの秋 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)