“臨済”の読み方と例文
読み方割合
りんざい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
臨済りんざいは三たび黄檗おうばくに道をたずねて、三たび打たれた。江西こうせいの馬祖は坐禅すること二十年。百丈の大智は一日さざれば一日くらわず。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ほんとうの最後の、何もしなくてもよい「無事むじ是れ貴人」という言葉があります。これはシナの臨済りんざいの言葉であります。
生活と一枚の宗教 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
いわゆる臨済りんざいの三乗十二分教もその真を知らざれば故紙ほごに等しというような考えはチベット人には全く無い。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)