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故紙
ふりがな文庫
“故紙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こし
80.0%
ほご
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こし
(逆引き)
道衍の
峻機
(
しゅんき
)
険鋒
(
けんぼう
)
を以て、
徐
(
しずか
)
に幾百年前の
故紙
(
こし
)
に対す、縦説横説、
甚
(
はなは
)
だ
是
(
こ
)
れ容易なり。是れ其の
観
(
み
)
る可き無き
所以
(
ゆえん
)
なり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
雨晴れて月
朦朧
(
おぼろ
)
の夜にちび筆の軸を伝つてのみ、そのじくじくした欲情のしたたりを紙にとどめ得た。『雨月』『
春雨
(
はるさめ
)
』の二草紙はいはばその欲情の
血膿
(
ちうみ
)
を
拭
(
ぬぐ
)
つたあとの
故紙
(
こし
)
だ。
上田秋成の晩年
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
故紙(こし)の例文をもっと
(4作品)
見る
ほご
(逆引き)
いわゆる
臨済
(
りんざい
)
の三乗十二分教もその真を知らざれば
故紙
(
ほご
)
に等しというような考えはチベット人には全く無い。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
故紙(ほご)の例文をもっと
(1作品)
見る
“故紙”の意味
《名詞》
使用済みの不用となった紙。
反古。
(出典:Wiktionary)
故
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
“故紙”で始まる語句
故紙堆裏
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反故紙
故紙堆裏
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芥川竜之介