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血膿
ふりがな文庫
“血膿”の読み方と例文
読み方
割合
ちうみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちうみ
(逆引き)
見ると、その胸や腹は、指で押しても、
血膿
(
ちうみ
)
にまじった、水がどろりと流れそうに、黄いろくなめらかに、むくんでいる。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
患部は朝ごとに目もあてられぬ
斑点
(
はんてん
)
を増して、腫れた所は赤ぐろく
耀
(
かがや
)
き、無数といっていい
孔
(
あな
)
からは
血膿
(
ちうみ
)
を出した。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
僕は全く偶然に一年ほど以前に手に入れたものだが、あゝ、之こそ、僕の疑惑を固く包んだ結核を押し
潰
(
つぶ
)
して、ドロ/\の
血膿
(
ちうみ
)
を胸の中に氾濫させたものなのだ。
黄鳥の嘆き:——二川家殺人事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
血膿(ちうみ)の例文をもっと
(11作品)
見る
血
常用漢字
小3
部首:⾎
6画
膿
漢検準1級
部首:⾁
17画
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血
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血汐
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血糊
検索の候補
膿血
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甲賀三郎
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