“反故紙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほごがみ83.3%
ほごし16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おんとし二十と三にならせたまいて」とさぶは反故紙ほごがみの文字を読んでいた、「——おんとし二十三ていうと、おれたちとおないどしっていうわけだな」
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
その髪の毛の両端に小石を反故紙ほごがみにくるんで結びつける。仕掛けはそれだけで済む。それを手早くこしらえて、持っていって、あてもなくやんまのかがいの中に放り上げる。
あめを売るのが商売であるが、景物に付けてやる風車を、雨の日などにはそうして手作りにするのである、むろん反故紙ほごしや傘の古骨などを使った粗末なものだが
足軽奉公 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)