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機構
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からくり
ふりがな文庫
“
機構
(
からくり
)” の例文
一方、機関助手の土屋良平は、そんな事も知らずに給水作業に取掛る。そして、あの恐ろしい
機構
(
からくり
)
に引掛って路面の上へ
俯伏
(
うつぶせ
)
にぶっ倒れる。
気狂い機関車
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
「世の中あ、そんなものさ。ご一新という大した浮世の
機構
(
からくり
)
を勉強して来たから、露八もこれからは、きっと、食うにゃ困らねえでしょうよ」
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
平次に取つては
摩訶
(
まか
)
不思議な時計の
機構
(
からくり
)
よりも、その時計に
附隨
(
ふずゐ
)
して起つた、犯罪の方が大變だつたのです。
銭形平次捕物控:184 御時計師
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“機構”の意味
《名詞》
機 構(きこう)
物事が組み立てられている仕組み。
機械の内部における仕組み。メカニズム。
団体、会社、官庁などの組織。
(出典:Wiktionary)
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
構
常用漢字
小5
部首:⽊
14画
“機”で始まる語句
機
機嫌
機会
機械
機會
機関
機織
機屋
機微
機智