“憎怨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぞうおん50.0%
にくしみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから両軍から別に憎怨ぞうおんせられず、戦乱に超越して風流を楽んで居られたのである。政治的陰謀の激しい下剋上げこくじょうの当時に於て、暗殺されなかっただけでも相当なものだ。
応仁の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
ヂュリ (獨語的に)類無たぐひないわがこひが、たぐひないわが憎怨にくしみからうまれるとは! ともらではや見知みしり、うとったときはもう晩蒔おそまき! あさましい因果いんぐわこひにくかたきをば可愛かはゆいとおもはにゃならぬ。