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憎體
ふりがな文庫
“憎體”のいろいろな読み方と例文
新字:
憎体
読み方
割合
にくてい
66.7%
にくた
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にくてい
(逆引き)
斷割
(
たちわら
)
れ
鉛
(
なまり
)
の
熱湯
(
ねつたう
)
は
愚
(
おろ
)
か
水責
(
みづぜめ
)
火責
(
ひぜめ
)
海老責
(
えびぜめ
)
に成とも白状なすまじと覺悟せしが御奉行樣の
御明諭
(
ごめいゆ
)
により今ぞ我が
作
(
な
)
せし惡事の
段々
(
だん/\
)
不殘
(
のこさず
)
白状
(
はくじやう
)
せんと長庵が其決心は殊勝にも又
憎體
(
にくてい
)
なり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
平次の差出した提灯に照らされたのは、ねんねこ
半纒
(
ばんてん
)
を着て
耄碌頭巾
(
まうろくづきん
)
を冠り、淺黄の股引をはいた老人姿ですが、顏を見るとまだほんの三十前後。——毛蟲眉の顎の張つた少し
憎體
(
にくてい
)
な男です。
銭形平次捕物控:126 辻斬
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
憎體(にくてい)の例文をもっと
(2作品)
見る
にくた
(逆引き)
「
拳固
(
げんこ
)
……
抓
(
つね
)
り
餅
(
もち
)
、……
赤
(
あか
)
いお
團子
(
だんご
)
。……それが
可厭
(
いや
)
なら
蝦蛄
(
しやこ
)
の
天麩羅
(
てんぷら
)
。」と、
一
(
ひと
)
ツづゝ
句切
(
くぎ
)
つて
憎體
(
にくた
)
らしく
節
(
ふし
)
をつける。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
憎體(にくた)の例文をもっと
(1作品)
見る
憎
常用漢字
中学
部首:⼼
14画
體
部首:⾻
23画
“憎”で始まる語句
憎
憎悪
憎々
憎体
憎惡
憎態
憎気
憎念
憎怨
憎氣
“憎體”のふりがなが多い著者
作者不詳
泉鏡太郎
泉鏡花
野村胡堂