“海老責”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えびぜめ80.0%
えびぜ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斷割たちわらなまり熱湯ねつたうおろ水責みづぜめ火責ひぜめ海老責えびぜめに成とも白状なすまじと覺悟せしが御奉行樣の御明諭ごめいゆにより今ぞ我がせし惡事の段々だん/\不殘のこさず白状はくじやうせんと長庵が其決心は殊勝にも又憎體にくていなり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わが国にかぎらず、どこの国でも昔は非常に惨酷な責道具を用いたのであるが、わが徳川時代になってからは、拷問の種類は笞打むちうち石抱いしだき、海老責えびぜめつるぜめの四種にかぎられていた。
拷問の話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「素ッ裸にして、ふんじばり上げて、ピシリピシリひッぱたいて、海老責えびぜめにしつづけたら、白状するにきまっていますよ」
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)