“斷割”のいろいろな読み方と例文
新字:断割
読み方割合
たちわ50.0%
たちわら50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼れは内臟を一つ/\黒塗の滑らかな臺の上に乘せて腦刀で縱横に斷割たちわつて見ながら、綿密な報告を落着いた言葉で記録者の方に云ひ送つた。
実験室 (旧字旧仮名) / 有島武郎(著)
斷割たちわらなまり熱湯ねつたうおろ水責みづぜめ火責ひぜめ海老責えびぜめに成とも白状なすまじと覺悟せしが御奉行樣の御明諭ごめいゆにより今ぞ我がせし惡事の段々だん/\不殘のこさず白状はくじやうせんと長庵が其決心は殊勝にも又憎體にくていなり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)