“拳固”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
げんこ95.6%
こぶし3.3%
にぎりこぶし1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“拳固”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語39.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
馬鹿ばかげた冗談が火のように燃え上がり、テーブルに拳固げんこの音がし、荒々しい哄笑こうしょうの声がきたった。
と云ううちに、右の手で岩のような拳固げんこを作って、お神さんの右の横面よこつらをグワーンとなぐりつけました。お神さんは、
豚吉とヒョロ子 (新字新仮名) / 夢野久作三鳥山人(著)
そう思い返しながら、われとわが拳固こぶしをもって自分の頭をなぐって、はやり狂う心のこまつなぎ止めたのであった。
霜凍る宵 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
庄次郎は、石みたいな拳固こぶしに襟を噛まれながら、首をすくめて、お喜代の後ろ姿を見ていた。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
柳沢が、あのお宮……を買ったと思えば、全く興覚きょうざめてしまって、神経を悩む病人のように、そんなことをぶつぶつ口の先に出しながら拳固にぎりこぶしを振り上げて柳沢をつつもりか、どうするつもりか
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)