“げんこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
拳固82.0%
儼乎6.3%
厳乎4.5%
拳骨4.5%
0.9%
握拳0.9%
玄扈0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬鹿者の生命と俺の生命とを同じ価値だとするなんて、なんという平等さだ! 拳固と棒とで戦うんだったら! それこそ素敵だ。
なんだかこう、神聖なる刑罰其物のような、ある特殊の物、強大なる物、儼乎として動かざる物が、実際に我身の内に宿ってでもいるような心持がする。
彼のふくらした小鼻、伏せた目は、そのギリシャ式の厳乎たる横顔に、古人が正義の姿にふさわしいものとした憤怒の表情と清廉の表情とを与えていた。
自分の頭をぽかぽかと拳骨って、うろうろと、いまにも泣き出しそうな顔を、朝靄彼方へ上げた。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人間の頭くことができると云っている。んだか山師のようでもあるが、また真箇真言行者のようでもある。
仙術修業 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
と、ひょろりとする老人の鼻の先へ、泥をんだような握拳を、ぬっと出して
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
伏してふに皇帝陛下、一を得て光宅し、三に通じて亭育したまふ。紫宸にして徳は馬のの極まるところにり、玄扈して化は船のるところを照したまふ。