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憎體
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にくてい
ふりがな文庫
“
憎體
(
にくてい
)” の例文
新字:
憎体
斷割
(
たちわら
)
れ
鉛
(
なまり
)
の
熱湯
(
ねつたう
)
は
愚
(
おろ
)
か
水責
(
みづぜめ
)
火責
(
ひぜめ
)
海老責
(
えびぜめ
)
に成とも白状なすまじと覺悟せしが御奉行樣の
御明諭
(
ごめいゆ
)
により今ぞ我が
作
(
な
)
せし惡事の
段々
(
だん/\
)
不殘
(
のこさず
)
白状
(
はくじやう
)
せんと長庵が其決心は殊勝にも又
憎體
(
にくてい
)
なり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
平次の差出した提灯に照らされたのは、ねんねこ
半纒
(
ばんてん
)
を着て
耄碌頭巾
(
まうろくづきん
)
を冠り、淺黄の股引をはいた老人姿ですが、顏を見るとまだほんの三十前後。——毛蟲眉の顎の張つた少し
憎體
(
にくてい
)
な男です。
銭形平次捕物控:126 辻斬
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
憎
常用漢字
中学
部首:⼼
14画
體
部首:⾻
23画
“憎”で始まる語句
憎
憎悪
憎々
憎体
憎惡
憎態
憎気
憎念
憎怨
憎氣