“下剋上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げこくじょう80.0%
げこくじやう13.3%
げこくじよう6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
清軍派も皇軍を本来の姿にひきもどすのだと主張しているが、そのため青年将校の動きを下剋上げこくじょうだとしてしりぞけている。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
ほしいまゝに幕府を樹立したことは、やがて武士階級をしてその勢力を自覚せしめて、下剋上げこくじやうの姿を現はし幕府を蔑視し、自己の好悪利害の赴くまゝに行動して、隠謀叛乱の絶え間なからしめてゐる。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
足利時代の末期には、下剋上げこくじようの実例が到る処に在る。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)