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ひうを
ふりがな文庫
“ひうを”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
乾魚
50.0%
干魚
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乾魚
(逆引き)
そのかへり
途
(
みち
)
に犬養氏は国民党本部へ立ち寄つた。そして
乾魚
(
ひうを
)
のやうな痩せた
体躯
(
からだ
)
をぐたりと椅子の上に下すと、居合はせた党員の誰彼を見て言つた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
お人好しの詩人は、それを聞くと
狼狽
(
うろた
)
へ出した。
婦
(
をんな
)
を引張るやうにして、その
家
(
うち
)
へ駈けつけてみると、病人は
乾魚
(
ひうを
)
のやうに痩せた
身体
(
からだ
)
を床の中に
横
(
よこた
)
へてゐた。詩人は脈を取つてみた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ひうを(乾魚)の例文をもっと
(2作品)
見る
干魚
(逆引き)
干魚
(
ひうを
)
を売る女 何の健気な事がありますものか? 捨てられた妻子の身になれば、弥陀仏でも女でも、男を取つたものには怨みがありますわね。
往生絵巻
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
父も
継母
(
はゝ
)
も寺へお詣りに行つて居た留守の間に、私は小さな風呂敷包を一つ抱へて、
干魚
(
ひうを
)
を積んで加賀の
金石
(
かないは
)
まで行く小さな
漁舟
(
れふぶね
)
の一隅に身を寄せて、また再び
相見
(
あひまみ
)
えようとの予想もなく
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
ひうを(干魚)の例文をもっと
(2作品)
見る
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