“ほしざかな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
乾肴50.0%
乾魚50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折敷おしきには乾肴ほしざかな、鶴くびの一壺には冷酒。あれこれのぜいはなくても陣中の小閑を楽しむには充分である。——まして皎々こうこう一輪の月は頭上にある。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どうするつもりだろう、おせんは、ますます強くなる不安のなかで、ともかくも夕餉の量をやし、乾魚ほしざかなを買いに走ったりした。
柳橋物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)