乾肴ほしざかな)” の例文
折敷おしきには乾肴ほしざかな、鶴くびの一壺には冷酒。あれこれのぜいはなくても陣中の小閑を楽しむには充分である。——まして皎々こうこう一輪の月は頭上にある。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)