“ひうお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
干魚66.7%
乾魚33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鹿の湯というのは海の口村の出はずれにある一軒家、樵夫きこりの為に村醪じざけも暖めれば、百姓の為に干魚ひうおあぶるという、山間やまあいの温泉宿です。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
秋風や干魚ひうおかけたる浜庇はまびさし
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
烟出けむりだしの広さ八畳敷、これに和布わかめ、ヒジキ、乾魚ひうおなどを貯え、凶歳に村民を救うた。