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其場
ふりがな文庫
“其場”の読み方と例文
読み方
割合
そのば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのば
(逆引き)
というなり、彼等は、
折角
(
せっかく
)
手にした懐中電灯も
其場
(
そのば
)
に
抛
(
ほう
)
り出して、云いあわせたように、ペタペタと、地上に尻餅をついてしまった。
夜泣き鉄骨
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
室中
(
しつちゆう
)
に
入
(
い
)
る
以上
(
いじやう
)
は、
何
(
なに
)
か
見解
(
けんげ
)
を
呈
(
てい
)
しない
譯
(
わけ
)
に
行
(
い
)
かないので、
已
(
やむ
)
を
得
(
え
)
ず
納
(
をさ
)
まらない
所
(
ところ
)
を、わざと
納
(
をさ
)
まつた
樣
(
やう
)
に
取繕
(
とりつくろ
)
つた、
其場
(
そのば
)
限
(
かぎ
)
りの
挨拶
(
あいさつ
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
其人
(
そのひと
)
に
問
(
と
)
うて
見
(
み
)
ると、
自分
(
じぶん
)
の
持地
(
もちち
)
からは
澤山
(
たくさん
)
破片
(
はへん
)
が
出
(
で
)
るが、
未
(
ま
)
だ
誰
(
たれ
)
も
發掘
(
はつくつ
)
した
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
いといふ。
然
(
さ
)
らば
近日
(
きんじつ
)
發掘
(
はつくつ
)
をさして
呉
(
く
)
れと
其場
(
そのば
)
で
手金
(
てきん
)
を
打
(
う
)
つた。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
其場(そのば)の例文をもっと
(17作品)
見る
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
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其場所
検索の候補
其場所
其墓場
“其場”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
江見水蔭
作者不詳
江戸川乱歩
三遊亭円朝
夏目漱石
海野十三
野村胡堂
岡本かの子