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弊履
ふりがな文庫
“弊履”の読み方と例文
読み方
割合
へいり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へいり
(逆引き)
しかも、その娘は
因果物師
(
いんがものし
)
に売り飛ばされ、あまつさえ、彼女はそんな乞食同然の男にすら、
弊履
(
へいり
)
の如く捨てられてしまったのだ。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
夜泣きの刀、乾雲丸の取り戻し方を思いとどまってくれ……というお艶のことばは、さながら
弊履
(
へいり
)
を
棄
(
す
)
てよとすすめるに
等
(
ひと
)
しい口ぶりだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
長年顔の飾りを勤めていたものを、白くなったからといって、
弊履
(
へいり
)
を捨てるように落すのは人情に
反
(
そむ
)
く。何うだね? 君は然う思わないか?
求婚三銃士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
弊履(へいり)の例文をもっと
(16作品)
見る
弊
常用漢字
中学
部首:⼶
15画
履
常用漢字
中学
部首:⼫
15画
“弊”で始まる語句
弊
弊風
弊害
弊私的里
弊衣
弊竇
弊悪
弊事
弊政
弊室
“弊履”のふりがなが多い著者
金子ふみ子
甲賀三郎
林不忘
小酒井不木
佐々木邦
伊藤左千夫
谷崎潤一郎
江戸川乱歩
平林初之輔
吉川英治