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弊風
ふりがな文庫
“弊風”の読み方と例文
読み方
割合
へいふう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へいふう
(逆引き)
ために、
滔々
(
とうとう
)
と、軟弱な
弊風
(
へいふう
)
があったことも否めません。自力
聖道門
(
しょうどうもん
)
が、絶対力を
礎
(
きず
)
いたのは、そういう時代の反動でございました。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
多年土地の若いものゝ間に染み込んでいる
弊風
(
へいふう
)
の
賭博
(
とばく
)
と
媾曳
(
あいびき
)
を、父親は眼の仇にして清掃を図った。父親は一方非常な飲酒家であった。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
もし反動が
恐
(
おそろ
)
しいの、騒動が大きくなるのと
姑息
(
こそく
)
な事を云った日にはこの
弊風
(
へいふう
)
はいつ
矯正
(
きょうせい
)
出来るか知れません。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
弊風(へいふう)の例文をもっと
(16作品)
見る
弊
常用漢字
中学
部首:⼶
15画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“弊”で始まる語句
弊
弊履
弊害
弊私的里
弊衣
弊竇
弊悪
弊事
弊政
弊室
“弊風”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
吉川英治
林不忘
柳田国男
正岡子規
夏目漱石
岡本かの子
北大路魯山人
芥川竜之介